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空き家豆知識 空き家に関する注意点

空き家を管理する際の注意点

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室内換気や清掃を行う
窓を閉め切ったままでは湿気がこもり、畳や木部の腐食などが進み家の傷みを早めることになります。衛生環境の面でも気が付いたら清掃も行いましょう。
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給排水の通水を行う
キッチンやトイレの水を流しましょう。長期間通水しないでいると錆等が付着し水の通りが悪くなります。排水ますなどからの悪臭や、虫などの発生も防ぎます。
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内部の雨漏り、外部状況の確認をする
雨漏りを見過ごしたりそのままにしておくと腐食が進み、白蟻等の発生も免れません。外壁の損傷、外部木部の腐食が無いか確認しましょう。そのまま放置すると家の劣化が進みます。
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庭木の確認をする
庭木の水やり、剪定を怠るとご近所にも迷惑がかかります。雑草の除去なども行い適切な管理をしましょう。
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郵便受けに郵便物が溜まっていないか確認する
郵便物の手続きは忘れていませんか。郵便受けの整理をしていないと空き家と一目で分かります。不審者の侵入により盗難にあったり、火災などが起き管理責任を問われます。
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有事後の確認をする
台風や地震の規模によっては被害が発生している場合があります。必ず被害状況の確認に行きましょう。被害状況によっては適切な処置を行わないと近隣に迷惑がかかる場合があります。

貸すまでの流れを知る※市街化調整区域の建物の賃貸は原則出来ません

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賃料の目安を立て、住まいを貸した場合の収支について考える
家賃収入が入ると税金や管理費などの支出も考慮しなければなりません。概ねの収入と支出のバランスがどうなるのか試算しておく必要があります。
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借主募集を不動産会社に依頼する場合は賃料査定を依頼する
相場や取引動向から賃料が決定したら契約方法を決定します。普通借家契約にするか定期借家契約にするかを不動産会社と相談の上決めましょう。
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不動産会社に依頼する業務を決定し、正式に依頼する
住まいを貸すには入居者を募集し入居後の管理が必要になります。入居確認・退去時の立会・敷金精算・借主募集等自ら行うことができない場合は管理業務を依頼します。
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賃貸条件を決定し借主募集
賃料や契約期間など決定し入居者の募集を行います。仲介業務を依頼すれば、募集業務は不動産会社が行います。貸主は入居申し込者の審査をし、入居者(借主)を決定します。
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借主と賃貸借契約
不動産会社が契約手続きの全てをサポートしてくれます。当初決定した賃貸条件が記載されているかの確認をし、契約書にサインします。敷金や賃料を受領します。
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借主入居
借主入居後は、賃料入金、苦情対応、物件の清掃など管理を行います。管理業務を不動産会社に委託した場合はこれらの業務は不動産会社が行います。

売却までの流れを知る※市街化調整区域の建物の売買は原則出来ません

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売却依頼をする不動産会社を探す
いくら位で売れそうなのか、まず目安を立て信頼できる不動産会社を探しましょう。信頼できる不動産会社との出会いが大切です。
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物件価格の査定を依頼する
物件価格について周辺相場や過去の取引事例などから不動産会社にプロの目で査定してもらいます。売出価格は自分の希望価格だけではなく市場動向や査定価格から慎重に決めましょう。
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不動産会社に仲介を依頼する(媒介契約を結ぶ)
売買の仲介を正式に依頼する場合は媒介契約を結びます。媒介契約には、3 つの契約がありますがどの契約を結ぶか自分の売却希望を踏まえて決定しましょう。
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不動産を売り出す
購入希望者が現れたら、売却条件を交渉します。売買価格・手付金の額・引き渡し時期・瑕疵担保責任・実測清算の有無等譲れる点と譲れない点を明確にして交渉を進めましょう。
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買主と売買契約
売買契約の前に不動産会社が作成する「重要事項説明書」に記載する事項に協力し、物件に関する情報をできるだけ買主へ提供しましょう。契約内容をしっかりと確認し署名捺印のうえ手付金を受け取ります。
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不動産の引渡し
引渡し前に、細かな設備・備品等の取り扱い等買主と現地立会を行った上で確認をします。引き渡し手続きでは売買代金残金を受領すると同時に所有権移転を行います。大抵は買主指定の金融機関で行われます。
※不動産の譲渡所得には譲渡所得税、住民税がかかります。確定申告が必要です。

解体作業完了までの流れを知る

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解体業者を探す
解体はただ毀せばいいという作業だけではありません。複数社に連絡をし、どこまでの作業を依頼できるのかを確認しましょう。
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解体現地に行き解体家屋の中や周辺環境を見てもらう
実際の建物面積や解体家屋の中の物を確認してもらいましょう。見積りを依頼する時、より明確な工事代金を算出することができます。
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見積りを依頼し、解体業者を決定する
見積りは無料で行ってくれるかの確認をし、解体工事の見積りを依頼します。
希望通りの作業内容になっているか確認し解体業者を決定します。
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請負契約をする
再度決定業者と打合せをし、請負契約をします。作業開始前に近隣への挨拶、浄化槽清掃・ガス・電気・電話等の停止連絡を忘れないようにしましょう。
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解体作業開始
解体は高所での作業が伴うためまず足場養生から始まります。そのあと分別解体、撤去、重機による解体の順に行われます。最後に地中残存物がない状態で整地をします。
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解体工事完了
工事が完了したら現地立会をし、納得の上で代金の支払いをします。登記されている建物は「減失登記」をしなければなりません。工事業者から「建物減失証明書」をもらい、法務局で「減失登記」を完了させましょう。